タナックシステムが提供する「EstimaCity建築」について、機能の特徴やスペックなどをまとめました。建築業における見積工数やミス削減に役立つソフト選びにぜひお役立てください。
EstimaCity建築は、建築業向けに必要な部材マスタを備えており、スピーディな見積書の作成を可能にしています。見積は画面を見ながらシミュレーション可能で、原価率や数量率、利益金額などの比較機能を備えているのが特徴。工事の項目別に材料や経費を分類し、詳しい内訳を分析・作成できます。
EstimaCity建築は多数の見積項目を用意していますが、拡張機能によって見積書の情報を設定することも可能です。見積項目を設定すれば、見積書の管理・検索が容易になるだけでなく、業務効率化にもつながります。
EstimaCity建築は、あらかじめ複数の帳票パターンを用意していますが、ツールを利用すれば独自の見積書式を作成できます。独自形式の見積書は簡単に作成可能で、テンプレートを登録しておけば、マスタデータとしてスピーディに呼び出せます。
その都度見積書式を作成する手間がかからず、材料や項目を入力するのみで見積書が完成します。
EstimaCity建築で作成した見積書は、マイクロソフトのExcel形式にコンバート(変換)することが可能です。変換したファイルはExcelで閲覧できますので、取引先にEstimaCity建築を導入してもらう必要はありません。
また、プリントアウトして取引先へ持参したり、郵送したりする手間も省けます。ペーパーレス化につながるほか、紙代やインク代、切手代などのコストを削減できます。
データ共有しやすいのもメリット。EstimaCity建築は、社内LANでのデータ共有に対応しており、見積データを他のスタッフとスピーディにやり取りできます。状況をリアルタイムに把握できるため、意思決定の迅速化にも寄与します。
なお、タナックシステムでは姉妹品のEstimaCity電設や、CADCity電設なども提供しています。これらのツールも利用すれば、関連部署や協力会社とのデータ共有も可能になります。
EstimaCity建築導入事例は公式HPに記載がありませんでした。
価格 | 記載なし |
---|---|
データ階層 | 3階層 |
マスター登録可能数 | 記載なし |
Excel取り込み | 〇 |
PDF取り込み | - |
CAD取り込み | - |
対応ソフトウェア | Ver16:Windows 10 Ver17:Windows 10 Ver18:Windows 10・11 |
EstimaCity建築は、建築業の見積に必要な機能が一通り揃ったソフトです。項目を選ぶだけで見積書を作成可能で、独自書式にも対応しています。作成した見積書はExcelに変換できるため、取引先との共有も簡単です。また、無線LANでのデータ共有も対応していますので、社内の業務効率化に可能になるでしょう。
当サイトは、見積業務の効率化・ミス削減を支援するために、建築見積ソフトに関する役立つ情報をまとめた専門サイトです。以下のページでは、適切なソフトを選択できるよう、自社で対応する建築工事の規模別に、おすすめのソフトをまとめています。ぜひチェックしてください。
提供会社 | タナックシステム株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都武蔵野市中町2-5-1 桜井ビル 2F |
公式HP | https://tanaksys.com/index.html |
電話番号 | 0422-56-0890 |
見積業務の効率化をするには、ソフトの「導入」だけではなく、きちんと「使いこなす」ことが重要なポイント。過去の見積や取引先とデータの取り込み・連携がしやすく、導入前後のサポートも充実しているおすすめのソフトを紹介します。
階層数 | 10階層 |
---|
導入前のオンライン/訪問でのデモ説明に加え、無料でソフトの貸し出しを行っており、実物件を使って試用評価が可能。リモートサポートや操作指導を回数制限なく無料で実施し、ソフトのバージョンアップにも対応します。
階層数 | 5階層 |
---|
デモ画面・操作感を導入前にオンライン/訪問で確認することが可能。専属のサポートスタッフが運用開始まで支援します。導入後は契約者専用のコールセンターがあり、不明点を問い合わせることができます。
階層数 | 16階層 |
---|
導入前は持ち込みデモを実施。導入後は、有料もしくは一部有料にて、訪問でのOS環境設定やインストールを行う初期導入作業や、業務課題へのコンサルティングを実施。製品アップデートはHPからダウンロードが可能です。
2024年5月13日時点、Googleで「建築見積ソフト」の検索結果を調査し公式HPを確認できた31製品のうち、
・過去データの取り込みや取引先とのやり取りをスムーズに進めることができる「Excelからのデータ取り込み機能」を備えている
・見積ソフト利用を定着させるために必要な「導入前後のサポート」が受けられる
・自社の建築工事規模に耐えうる見積書の作成が可能か判断できる「対応可能なデータ階層数」がわかる
上記3点全てを公式HPに明記している製品を紹介しています。